大人ニキビ対策としての朝と夜の洗顔方法について

  1. スキンケア編!大人ニキビには朝と夜で洗顔方法を変える?

スキンケア編!大人ニキビには朝と夜で洗顔方法を変える?

大人ニキビとは?

思春期ニキビは、成長期の男性ホルモンが皮脂腺を刺激して、皮脂分泌を活発にしてしまうためにできてしまいます。特に13歳から18歳頃までの第二次成長期が一番多く、急激な皮脂分泌に対応しきれず、毛穴での排出が追いつかなくなってしまいます。しかし、思春期ニキビには終わりがあり、20歳くらいで男性ホルモンが落ち着く頃には、ニキビもできなくなります。

一方の大人ニキビは、加齢によるターンオーバーの乱れや肌のバリア機能の低下による過角化、化粧品やメイクによる毛穴の詰まり、黄体ホルモンの影響などがあります。大人ニキビは繰り返し同じところにでき、治りづらいという特徴もありとても厄介です。また、ストレスや生活の乱れ、偏食、過度なダイエット、睡眠不足なども原因としてあるので、大人ニキビを治すなら生活を根本から見直す必要があります。

夜は正しい洗顔方法でしっかり洗浄

皆さんは夜洗顔をしているでしょうか。疲れて帰ってきて、そのまま就寝してしまうことはないですか?夜一日の汚れや余分な皮脂を落とすことで、ターンオーバーの乱れをなくすことができます。正しい方法で洗顔しましょう。

洗顔料の泡立て

洗顔料の泡立てですが、先に手を綺麗に洗っておきましょう。よく泡立ちます。

皮脂の多い部分から洗う

次に洗顔料をよく泡立たせたら、Tゾーンや顎など皮脂が多い部分から泡をそっと乗せ洗顔します。この時、指がお肌に触れないようにしましょう。

皮膚の薄い部分は乗せるだけ

目元や口元などはとてもデリケートなので、こすらず泡を乗せるだけで十分です。

20回はすすぐ

33℃~36℃くらいのぬるま湯で最低20回以上はすすぎ、洗顔料がお肌に残らないように注意しましょう。

清潔なタオルでおさえるだけ

ゴシゴシ拭かずに、おさえるように拭きましょう。

3分以内に保湿

洗顔後は乾燥しやすいので、3分以内には保湿をするようにしましょう。

朝は「水だけ洗顔」で保護膜を保持

寝ている間にかいた汗をさっぱりさせたい、スッキリと目覚めたい、そんな想いから朝の洗顔にも洗顔料を使う人は少なくありません。しかし、朝の洗顔に洗顔料を使うと、肌の「保護膜」を必要以上に取り除いてしまうことになり、実はあまり良くないのです。

そもそも洗顔料を使って洗顔をする目的は、酸化した皮脂やメイクなどの汚れを落とすためになります。寝ている間にはメイクもしませんし、顔がすごく汚れるなんてことはあまりありません。私たちの肌には自浄作用も備わっていますから、汗やホコリ程度の汚れであれば基本的には水かぬるま湯で十分なのです。

むしろ、寝ている間はターンオーバーが正常に働き、肌の保湿成分であるセラミドや保護膜などが再生します。朝の洗顔料によりこうした皮脂や保護膜を必要以上に取り除いてしまうと、お肌のバリア機能がダメージを受けてしまいます。このバリア機能が回復するにはひと晩~数日間かかりますから、その間に受けたダメージで肌の状態は悪化してしまいます。

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