ニキビ跡を消すのに有効なターンオーバー成分についてまとめました

  1. ニキビ跡を消すのに有効なターンオーバー成分

ニキビ跡を消すのに有効なターンオーバー成分

ターンオーバーとは?

皆さんは自分の肌が絶えず生まれ変わっていることも知っていますか。切り傷をつくってしまっても時間が経てば、傷は綺麗になくなりますよね。それは、肌が常に生まれ変わっているからなのです。肌細胞が生まれ変わることをターンオーバーといいます。ではターンオーバーはどのように行われているのでしょうか。

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」からできています。この「表皮」と呼ばれる部分でターンオーバーは行われています。「表皮」自体も4層構造になっており一番内側から「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」で作られています。ターンオーバーは基底層で新しく生まれた基底細胞が有棘層(有棘細胞)→顆粒層(顆粒細胞)→角質層(角質細胞)という順で、形を変えながら肌の表面に押し上げられていきます。

14日間かけて角質層まで押し上げられた細胞は角質細胞になり、最後は、垢となって自然に剥がれ落ちていくのがターンオーバーの仕組みです。肌が生まれ変わる周期は約28日間といわれていますが、加齢、生活習慣やホルモンバランスの乱れにより、遅くなってしまうといわれています。

ターンオーバーを正常化すればニキビ跡が消える?

ニキビ跡を消したいのであれば、ターンオーバーを正常化することが重要です。

もちろんターンオーバーが正常化すれば、新しいニキビの予防やすでにできてしまっているようなニキビも改善することができます。また、ターンオーバーを正常化させることによってクレーターになってしまったデコボコの肌やニキビ跡、赤みやシミを角質ごと剥がして新しい肌を再生させ、徐々に治していくことができます。

しかし、覚えていて欲しいのは、ターンオーバーが正常化してもすぐにニキビ跡が消えるわけではないということです。ターンオーバーを正常化させるには時間がかかります。また、真皮まで影響を及ぼしてしまったニキビ跡は簡単には消えません。ターンオーバーを何度何度も繰り返し徐々に薄くなっていきます。ターンオーバーを正常化させ、ニキビ跡を消すには根気と正しいスキンケアが必要です。

ターンオーバーを促進する成分

ターンオーバーの周期は約28日間といわれています。しかし、加齢、生活習慣やホルモンバランスの乱れ、ストレスや睡眠不足などで、ターンオーバーが遅くなるといわれています。ターンオーバーが遅くなると古い角質が肌に溜まり、毛穴をふさいでしまいます。その結果、皮脂がたまり、ニキビのもとができてしまいます。それでは、ターンオーバーを促進させるためにはどのようにしたらいいのでしょうか。下記の8つの成分がターンオーバーを促進させるのに、友好といわれています。ターンオーバーを促進させたい方はスキンケア商品を選ぶときに、入っている成分を確認するといいでしょう。

ビタミンC誘導体 通常のビタミンCよりも肌に浸透しやすいだけでなく、コラーゲンやヒアルロン酸を作り出し、肌を健康に保ちます。
ビタミンA(レチノイン酸) ビタミンAは粘膜や皮膚の上皮細胞の代謝を促進し、シミやたるみ、小じわ予防として効果があります。皮膚の修復や、ターンオーバーの促進に有効です。
プラセンタ 豚の胎盤からなど抽出される成分で、アンチエイジングに効果的です。肌の新陳代謝を促進してくれます。
酵母エキス アミノ酸などを豊富に含む、パン酵母から抽出される成分で、新陳代謝を活発にするだけでなく、保湿効果もあります。
アミノ酪酸(ガンマーアミノ酪酸) マメ科植物などから抽出できる成分で、血行を促進し皮膚細胞を活性化させる作用があります。
リボフラビン(ビタミンB2) 皮膚機能を正常に保つ効果があり、皮膚本来が持つ機能を取り戻し、健康な状態を維持してくれます。
ビタミンE 抗酸化作用があり、血液循環を促進し、新陳代謝を高める作用があります。

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