ニキビ跡を消すのに有効な肌の殺菌や抗菌成分についてまとめました

  1. ニキビ跡を消すのに有効な肌の殺菌や抗菌成分

ニキビ跡を消すのに有効な肌の殺菌や抗菌成分

肌の殺菌や抗菌成分の使い方

アクネ菌は常在菌の一種で人の肌には必ず存在します。このアクネ菌は肌のバランスをコントロールする為に必要な菌でもあるのです。皮脂や毛穴のつまり、アクネ菌が炎症を起こしてしまったら、どのように殺菌または抗菌したらいいのでしょうか。

10代の頃の思春期ニキビといういのは、細胞分裂も活発で、皮脂の分泌がとても多い年代です。皮脂が過剰に分泌されてしまうと、毛穴の中に余分な皮脂が詰まってしまい、そこにアクネ菌が増えてしまいます。こういった思春期ニキビに対しては、イソプロピルメチルフェノールなどの比較的殺菌作用の強い成分を使用することで、毛穴の抗菌しながら、アクネ菌を殺菌しニキビの治りをよくします。

大人ニキビの場合は、思春期ニキビと違い体の免疫力が弱まりや肌細胞への水分不足などの複数の要因が考えられます。大人ニキビは刺激の強い成分を使用すると、ニキビのない皮膚にダメージを与えてしまいます。また、副作用などで、肌質が変わってしまうことも考えられるので、グリチルリチン酸ジカリウムのような肌への負担の少ないものの含まれる化粧水などを使用することで殺菌や抗菌をしましょう。

アクネ菌殺菌成分の効果

アクネ菌の殺菌成分として化粧水などに配合されているのは、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸、パラベン、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウムやイオウなどが上げられます。

まず、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸、パラベンは殺菌、抗菌の働きがとても強いです。そのため、成分表には必ず表示をする事が義務付けられています。

一般のアクネ菌対策としてはとても効果があり、ニキビ用のコスメなどで多く使用されています。抗酸化作用もあり、化粧水の防腐剤として使用されています。

次にアラントイン、グリチルリチン酸ジカリウムやイオウなどは、自然由来の成分でアクネ菌の殺菌には弱いですが、肌にはとても優しい成分です。イソプロピルメチルフェノールなどのように、即効性はありませんが、継続して使うことで効果を得られます。

アクネ菌の殺菌成分の効果は配合されている成分によって強さが異なります。殺菌成分が強ければそれだけ副作用を引き起こしてしまう可能性もあるので、ご自身の肌の状態と相談しながら、どの殺菌成分使用したらいいのかは気をつけて選択しましょう。

殺菌成分に副作用はあるの?

アクネ菌の殺菌成分には刺激の強いものもあれば、刺激の少ないものもあります。肌に合わない化粧水などを使用し続ければ、効果も得られない上に、肌に負担をかけてしまい副作用を引き起こしてしまう可能性があります。

強い殺菌作用がある成分としてはイソプロピルメチルフェノール、サリチル酸やパラベンが上げられます。刺激も強いためアレルギーを引き起こす可能性もあるといわれおり、化粧品へ配合量も一定量に定められている成分です。しかし、配合されている量が少量であったとしても、肌がヒリヒリしたり、湿疹がでたりする場合があります。ニキビを治すために強い殺菌効果や抗菌は必要な場合もありますが、使用すると肌にとっていい菌まで殺菌してしまい、肌のバリア機能が弱まってしまいます。できるだけ、肌に優しく刺激の少ないスキンケアを選択することオススメします。

ページのトップへ