ニキビ跡を消すのに有効な保湿成分についてまとめました

  1. ニキビ跡を消すのに有効な保湿成分

ニキビ跡を消すのに有効な保湿成分

乾燥とニキビの関係

思春期ニキビは皮脂の過剰な分泌が原因ですが、大人ニキビの場合、肌の乾燥が原因ということを知っていましたか。ニキビと乾燥は関係なさそうに見えますが、乾燥はニキビにとって大敵なのです。なぜ、乾燥がよくないのかというと、角質層が硬化して毛穴が開きにくい状態になってしまうからです。その結果、通常分泌される皮脂さえも硬くなった毛穴からは排出することができなくなってしまい、排出できなかった皮脂は、毛穴の中で詰まりアクネ菌を繁殖させニキビの原因となってしまいます。

また、肌を乾燥した状態にしておくと、肌のバリア機能も低下してしまい、肌を刺激から守るために角質が厚くなる「過角化」を引き起こします。毛穴の入り口が塞がれてしまうので、ニキビが増え続ける肌環境になります。乾燥はターンオーバーも乱す原因のひとつです。常に潤いを与えて、肌を乾燥から守ってあげることが大切です。

肌そのものの持つ保湿力を向上させる

肌を乾燥から守るためには、もともと持っている保湿力を向上させることが大切です。ニキビができているからといって、刺激の強いクレンジングによる洗顔や過度な回数の洗顔などは避けましょう。過剰な洗顔は必要な皮脂を取ってしまい、肌のバリア機能を低下させてしまい、乾燥の原因となります。いつもどおりの洗顔をこころがけ、洗顔直後は必ず化粧水などで保湿をするようにしましょう。洗顔直後というのはどんどん水分が失われていき、乾燥しやすくなっているので3分以内に保湿を行うようにするといいでしょう。

その際も、化粧水や美容液などをつけすぎることなく、必要な分だけ使うようにするといいです。保湿が必要だからといって、化粧水や美容液、クリームなどをたくさん使用しても意味がありません。元々持っている保湿力を向上させたいのであれば、肌の乾燥を補う分だけ使用するということが大切なのです。正しい保湿ケアを見につけて、ニキビ知らずの肌質をつくりましょう。

保湿ケアでニキビ跡はなくなる?

保湿力を向上させる部分でもお話ししましたが、ニキビにとって乾燥は大敵です。保湿ケアをすることで、これからできるニキビの予防だけではなく、今までできてしまったニキビ跡や凹凸の肌を改善することができます。保湿することで、角質をやわらかくし、毛穴のつまりを取り除き毛穴を正常な形へと戻すことが重要です。また、保湿はターンオーバーの周期を整えてくれるので肌のバリア機能が自然と高まり、ニキビができにくい肌環境を作ることができます。

また、洗顔後3分以内に保湿することが大切とお話ししましたが、化粧水をパタパタとはたくようにつけるのではなく、化粧水を手にとって、しっかりと肌の上から押さえるようにつけましょう。パタパタと叩いて化粧水をつけると、肌にとって強い刺激となりよくありません。優しくつけるようにしましょう。

ページのトップへ